金峯山寺・蔵王堂(世界遺産/国宝)
【解説】
金峯山寺・蔵王堂(きんぷせんじ・ざおうどう)は修験道の総本山として知られる寺院。2004年には世界文化遺産にも登録。
蔵王堂は吉野山のシンボル的存在で、木造古建築として日本で二番目の大きさ※1を誇る。
現在の建物はおよそ400年前に建てられたもので、堂内には日本最大秘仏として知られる「蔵王権現像」が祀られている。
この蔵王権現は修験道の開祖とされる役行者(えんのぎょうじゃ)が山中での修行の末、その姿を桜の木に彫り起こしたと伝えられている。この伝説に基づき、金峯山寺は桜をご神木として1300年前から崇めている。
毎年四月には、ご神木である桜を蔵王堂に奉納する「花供会式」と呼ばれる伝統行事が行われる他、年中を通じで様々な催しが開催。境内には四本桜と呼ばれる有名な桜もあり。
※1 因みに日本で一番大きい木造古建築は奈良の東大寺大仏殿。
【住所】 〒639-3115 奈良県吉野郡吉野町大字吉野山2498 / Googleマップで位置情報を確認
【拝観時間/拝観料】 境内は24時間立ち入り可能。本堂は7:00~16:30/本堂内見学は400円
【年中行事】 ⇒吉野山年中行事リストを参照。
【周辺地図】 ⇒吉野山観光マップを参照。
【アクセス】 下千本駐車場から徒歩約15分。近鉄吉野駅からは徒歩約25分。
蔵王堂の様子
■その他の写真
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